ノートの片隅に走り書いた記憶
探し物をしてたら専門学校の時のノートが一冊でてきて。
今見ても落書き帳みたいな紙切れなんだけどそゆのってめくりたくなるじゃないですか。
夜中だし。
飛び込んできた一文。
“撮れないってことは写真好きじゃないんだよ”
・・・あー、これ。
すごく衝撃を受けた言葉だったな。
いまならもっとリアルに実感できる。
この頃、いろいろ悩んでて課題もうまくいかなくてそんな時に言われたんだっけ。
忙しい
お金がない
他の課題もある
バイトがある
スランプだ
企画詰まりだ
雨だった
言い訳を、することは案外簡単で。
できなかった理由はけっこうみつかるもので。
それでも続けることを、前にいくってことが自分にとって疑問も葛藤もなく当たり前になってくためには重要な言葉だった。
だから今は自分がすきでやってることには弱音も、愚痴も妥協もなるべくしたくないなあ。
すきだからね。すきな人の悪口は言いたくないようにすきだからやってることには嘘も悪いことも言いたくない。
撮れないってことはすきじゃない
できないってことはすきじゃない
なら
すきだから、私は撮ってく。続けてく。
そこにはなにがあってもいいな。