ゆーきまたたき

オフィス写真部 佑木瞬の写日記

とうもころし便

実家から秋野菜が届きました。
じゃがいも・茄子・南瓜・キャベツ・とうもろこし

とうもろこしを送ってもらったのはたぶん初めてで茹でるのも新鮮。実家のほうでは湯がくといいますね。

ひげつきとうもろこし。

こいつを見るとトトロのめいちゃんを思い出す。お母さんにお母さんにって懸命に病院までかかえてくとうもろこし。


まっすぐさがよくて、とうもころしっていっちゃうのがかわいい。好きなシーンです。そしておいしそう。




おばあちゃんに電話したら
『もう、今年の野菜も終りだ』
って。
そっか。トマトもピーマンも年中なってる訳じゃないんだ。

東京ではスーパーに行けばだいたいの野菜はいつも手に入るから、そんなとこにも鈍感になってしまう。
夏はジャングルのようにどの緑も元気で野菜に溢れていたハウスもどんどん野菜は減って葉も枯れて、冬を待つ。あの時を思い出した。
『9月だもんね』
『うん、もう寒い。こっちは』
ああ、秋なんだなと実感した。



例えば冬に高い苺を食べるのも贅沢なのかもしれないけど、手に入りにくい南の島の果物を食せるのはすごいことかもしれないけど。
一番おいしい季節にそこで採れたものをシンプルに食べる。季節を味わう。
こんなに贅沢なことってないと思うな。

自分が育った場所のものは今も自分に馴染むもので、出来たらお米も実家の近くの田んぼで収穫されたのを食べたいなぁ。
割り引きがあるらしいし。始めようかしら。産地直送。






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佑木瞬