戦友はアジアの薫り
私のズボン予感というやつはあたる。
今日は久しぶりに箪笥の奥から引っ張りだしてナチュラルダメージ風になったカーキ色のカーゴパンツを履いて出掛けました。
もともとは半年間の海外フィールドワーク用に用意したカーゴパンツ。
たくさんたくさん一緒に歩いてきたこいつを、ラフに着てもよいかなぁって、サム空に息を潜めながらドアを閉めたのです。
踏みしめるたびに思い出す感覚。
ここのほころびは内モンゴルで金網を打破したときの。
足もとの汚れは上海の雨の日に。
ただ歩いて写真を撮っていたな。
ただただ、ひたすらに。
そういう気分で稽古場にたどり着けたのはよかった。
写真を、撮ってます。わたし。
そうじゃなきゃだめなんだ。
いまさらもいまさらだけど。
2007年5月の佑木瞬。
タイからマレーシアにむけての寝台列車でした。
フィールドワークに関してはこちらの2007年アーカイブを。
ここは核になってるな。