ゆーきまたたき

オフィス写真部 佑木瞬の写日記

診察室

ここ数日ちょっと体調不良に陥ってました。

 

まあ、風邪といえば風邪なのかな。

ずっと喉がヒリヒリするような痛さで熱もちょっとあってだるくてただゴロゴロしてしまった。

 

促されて仕方なく病院へ。

待ち時間長かったけどメガネが似合う女性の先生は『ツラかったわね』と私の話を親身に聞いてくれてほっとしてしまった。なんだろう、保健室に行ったような感覚だ。

 

コウセイブシツを素直に飲む私でした。

 

 

 

風邪で病院に行くのは抵抗がありました。

病院が特別嫌い!ってワケでもないんだけど風邪で行くのには抵抗があった。

何故か。

 

その理由が今日の診察で明確に。

 

どうやらそれは私の幼い頃の記憶にあったようです。

地元の小さな町では内科は数える程しかない。それで私がかかっていた個人病院のおじいちゃん先生がまあ、威厳があるというか小さな私には怖く映っていたんですね。特に気まぐれな事が有名で「風邪だと思うんです」という患者さんに『お前は医者でもない素人なのにどうしてそんなことがわかるんだ!』と怒鳴ったという噂が印象的で衝撃的で。

噂は大きくなるものですからホントかは定かではないですけどね。具合がわるいから行ってるのに理不尽だし怒鳴られるなんてこわいと思ったんです。

幼いながらに診察に行かなければならない時は自分の状態をなんて説明したらよいのか。しないほうがいいのか。どうか機嫌がいい日でありますようにと祈っていたんですね。

だから風邪でお医者にかかるなんて素人の私がなんて説明してよいのやらと今まで負い目があったんだと思います。無意識に。

 

 

いや、自分が言われた事じゃないのに小さな記憶が私を内科からこんなにも遠ざけていたとはね。驚きです。思い出してよかったけど、イメージって大きくなっていくものですね。

 

 

出来れば毎日の中で健康には過ごしたいけど、気になってる事は早めにお医者さんに行ったほうがいいんでしょうね。

怖かったあの先生もなんでもない時に検診に来いみたいなことを言ってた気がする。

 

季節の変わり目ですから、私が言えた義理じゃないですけどあたたかく過ごしてください。

 

 

 

佑木瞬