Mothers day
母の日にはベタですがカーネーション贈ってます。いつからだろう。
北海道にいた頃には隣の街ですいせん祭りってお祭りが母の日あたりにあってね。
会場は梅が咲き終わり、桜と黄色や白の水仙が同時に咲き乱れてそれはもう華やかでめでたい空気の素敵なお祭り。
今思えば凄くささやかだけど物心ついた時には一番好きなお祭りになってた。
そいや、雪祭りは暗くて寒くて迷子になった経験があるんで、昼間メインであたたかい相対するすいせん祭りに自然と惹かれたのかもね(笑)。
それで、出店の片隅には必ずカーネーションが待ち構えてる。小学生の私はフランクフルトとか、チョコバナナ一本を我慢して一輪のカーネーションを贈呈するのです。
お祭りの眩い光の中で手にする真っ赤なカーネーションはいたく陽気で誇らしげで、バックには淡いピンクとたまごみたいな白と黄色。
よい気分だった。
そこのスタートがあるからかな。
母の日は何かムズムズして、離れてるけどお花は贈るのです。
お母さんが増えた。
実家のお母さんとおばあちゃん。函館の寮母さん達。そして、カネミツさんのお母さん。
北海道と沖縄に同じお花を送るのはワクワクするね。
結婚パーティーの時にお花を貰うのってこんなに嬉しいものかと思った。
つぼみが開いてく。
お母さんから『あんまりキレイだから』と2度目の写メ。
こちらも、嬉しいもんだね。
お互いにあたたかくなれるのはよいプレゼントじゃないかな。
背景には、あの日の白と黄色。