あそこに行きたかったわたし
最近よしもとばななさんのエッセイ読んでるんですけど、エッセイってそんなに好きじゃなかったけど彼女のは文章が辛辣で面白いなと。
ほんとにちょっとしたこととか友達とか猫とか工藤静香についてとか、選んでる視線がなんだかよいのです。
小説ははまると止まらなくなっちゃうからね。
多忙な最近はこのエッセイにお世話になってます。
今日も、人を待ってる合間なんかに最適。
- 作者: 吉本ばなな
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1992/01
- メディア: 文庫
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ブログはリアルタイムで進んでくしどうしても今日あったこと今日考えたことを綴りがちだけどこういう視点で書くのもいいのかなと参考にもなりました。
と、いうことで閑話休題。
ひなまつりについての小さい頃の思い出話をひとつ。
実家にはなかなか立派な雛人形があって、わたしはそれがすごく好きでした。
や、立派なのかな。ガラスケースに入ってて四段のタイプなんだけどとにかく輝いてる気がしてね。
平気で一時間でも二時間でも人形の前に座ってた気がする。いま思えばあの頃から『見つめてる』行為がすきだったんだろう。
そいでわたしがほんとに赤ちゃんのころに一人で人形の近くに放置しといたらあせも防止?の白いパウダーを勝手に開けてパパパパパパン!!と自分の顔に塗りたくっていたというのはこの時期の佑木家に伝わる有名なお話です。笑
こんな時期から妄想癖だったんだなあ。あれを塗ればあたしはあの上段ですましている女になれると確信していましたよね。
甘酒はそんな好きじゃないけど、雛人形もよくしまいそびれてたけど、いつかはあそこに行けるかなー。
今年はそれらしいお祝い?なんにもしなかったけどねい。